Dec 18, 2010

レンタルサーバーは、価格だけで選ぶようにしよう

レンタルサーバーは、価格だけで選ぶようにしましょう​​。特に、企業が使用する場合は、サポートが重要です。基本料金が安くてもサポート料金が高ければ何もなりません。ビジネスシーンでは、レンタルサーバーの価格よりも手間ときにかかる人件費がクゴもするので、サポートしっかりしているレンタルサーバーのほうがいいですよ。
PCのデータの回復や構造などは、いずれにせよ高​​額なだけで下請けされるという非常に大きな障害があります。以前の私はコンピュータ販売店に勤務したが、データ復旧を依頼する顧客は皆無だった。データ復旧を依頼しようと来店するお客様も価格を聞いて"じゃあいい"って感じでした。作業に時間がかかることで技術料を含む価格なのでしょうか、特に、回復を専門に扱っている業者などは、より価格を抑制すると、利用者が大きく増加すると思うんだけど、価格競争のシステムが生きていない、閉じた市場だと感じました。
【ピンスポ】(40)

 劇団紹介コーナー『ピンスポ』第40回は、《演劇と舞踏が融合する地平線を目指して》をコンセプトに日夜身体表現の追求をしていっている、12年前より寺山修司全作品上演計画プロジェクトを展開中の演劇集団「池の下」(http://www.ikenoshita.com)を紹介します。 

 寺山修司作品を何本かやっていくうち、その作品の多面性に深く興味を持った代表・演出の長野和文。その多面性を解明するためにも、“全作品を上演してみよう! そして、寺山作品を俯瞰視線で見つめ直して改めてその魅力を知っていこう!”と考えたという。『時代が変わっても演劇作品の魅力は変わらない。しかし、時代時代によって作品に対する捉え方は変化していくものでもある』と語る長野は、この全作品上演計画プロジェクトを通して、寺山修司の演出とは違った魅力・面白さ・感動を自身の演出で観客に届けようとしている。寺山作品を上演する劇団は数多くあるが、その全ての作品を上演しようと展開しているところは今のところ池の下だけに違いない。寺山修司ファンはもちろんのこと、まだその作品に触れたことがないという人も、ぜひチェックしてみてほしい!

 16〜20日に計6公演、日暮里d−倉庫にて、第21回公演/寺山修司全作品上演計画幻想劇三部作完結編『阿呆船』の上演を控えた池の下の稽古場へ。代表・演出の長野を直撃した!

■最後にやろうと思っている作品は『レミング』です

 長野は桐朋学園演劇専攻出身。学校では新劇の俳優養成授業が行われていたというが、時代の流れもあり、生徒たちはアングラ演劇好きばかりであったそうだ。

 「アングラ演劇ブームが終わりかけていた時代でしたが、多くの仲間たちがそっち系の舞台が好きでしたね。寺山派と唐派(唐十郎)に真っ二つに分かれていました。私はというと……実はどっちでもなかったんです。身体系ということもあって太田省吾好きでしたので。そんな私が今、寺山修司全作品上演計画プロジェクトを行っている。分からないものですね。あ、ですが、寺山作品をかろうじて生で観られてはいたんです。紀伊國屋ホールで上演された『レミング』……あの時に生で観られていたからこそでしょうね、寺山修司全作品上演計画プロジェクトをやろうと思ったのも。ちなみに、本プロジェクトで最後にやろうと思っている作品は『レミング』です! まだまだ先の話ですが(笑)。大学を出てからの私ですが、80年代の小劇場ブームに接点が見出せないでいました。セリフ中心の演劇にちょっと疑問を持っていたこともあってです。で、芝居から離れた時期もありました…。そんな私の転機となったのは、ワークショップの講師として芝居を教えるようになったことですね。演劇集団池の下の立ち上げもそれがあったからこそでして……新宿の池の下というところで稽古をしていたんですよ。名前の由来、何のひねりもありません(笑)。現在もワークショップは定期的に続けており、次回公演作品もキャスティングもその流れの中で決めていっています」(長野)

■演劇は詩(ポエム)・身体・音楽の祭典!

 先に述べた通り、身体表現の追求をしていっている池の下。ワークショップでもそういった内容の稽古が行われていっている。

 「“イメージを自分の身体を通して、いかに表現していくか”というのが、うちのテーマの1つです。一般の演劇とはちょっと違うスタイルで……現代劇の可能性を広げる意味でも、演劇と舞踏を融合することを試みていっています。例えば、動物に身体含めてなってみて色々と行動してみたり、絵の中の登場人物を身体に入れて動いてみたり。そのものに近付くといいますか、メタモルフォーゼしてみるといいますか。本作でも、シーンによってはそういった表現も盛り込んでいっています。そういった点も含めると、やはり自然とお客へのアプローチも他劇団とは違ってくる……うちの魅力の1つはそういったところだと思っています。起承転結があって、セリフがあってというのが演劇の全てではないですからね。うちの作品を観ていただける方には、ぜひ芝居という概念ではなく、パフォーマンス&アートという感覚で観ていただけるのがいいと思います。テレビでは見ることの出来ない、“非日常”“幻想”といった体感を出来る作品ですので。私は、《演劇は詩(ポエム)・身体・音楽の祭典》だと思っているんです!」(長野)

■寺山修司全作品上演計画プロジェクト12年目

 そして、池の下作品のもう1つの大きな特徴が、寺山修司全作品上演計画プロジェクトである。

 「寺山作品は計何作品であったか……再演でタイトルが違ったり、寺山さんが書いてないものも稀にあったり、解説している年表によっても差があるんですが、うちは37作品という捉え方をしています。シェークスピアの作品数がちょうど37作品でもあるので、区切りとしていいのではと(笑)。全作品上演計画プロジェクトは12年目に突入しました。そして17作品を上演してきました。それでもまだ半分にも辿り着いていない……自分で言うのもなんですが、壮大なプロジェクトです! ここまで上演してきて改めて感じたことは、寺山作品の初期の頃のものは、土着的で見せ物色が強く、アングラ色の強いものであったなと。俳優も身体的特徴のある人を起用して。で、中期はどんどん実験性の強いものが多くなっていく。演劇の可能性を引っ張り出すように。そして演劇を街に持ち出していった……あの時代だからこそというのがありつつも、今の時代でも色褪せない、共通する部分もあるというのが本当に面白いですね! 本公演を終えてもまだ残り半分以上。最後にやろうと思っている『レミング』まで、健康に気を付けて頑張ります。健康でないと不健康な芝居は出来ませんので(笑)」(長野)

■公演では3年分を放出するつもり

幻想劇三部作完結編と銘打たれた本公演・寺山修司全作品上演計画『阿呆船』は、この3年の集大成ともいうべき作品である。

 「一昨年上演した作品、昨年上演した作品、そして本公演を3部作として捉え、やってまいりました。ですので、本公演では3年分の、溜まりに溜まったものを放出するつもりです(笑)。いつもより多い18名の魅力的なキャストでお贈りします。敢えて色々な出所の、身体表現にこだわりを持った人たちを集めました。ちなみに、野口さんは私の大学時代の同期で、当時から寺山派だった人間です(笑)。初めてうちの作品に出演してくれるのですが、今からどのような表現を舞台上でみせてくれるのか個人的にも楽しみです! 幻想的な空間を作る上でかかせないのが美術と照明です。そこにはとてもこだわっています。美術の朝倉さんは、蜷川さんの舞台でも美術を手掛けている方で、本当にいつも斬新なアイデアを提供していただいています。空間を変えようとさせていく力のある方ですね。そして照明は、普通の舞台照明よりもアクティブで、瞬間瞬間を魅せるパワーに溢れたものとなっています! そういったところにもぜひ注目して観ていただきたいです!」(長野)

■劇場には日常にないものがあり、エネルギーが溢れている

最後に本公演に向けての意気込みとコメントをいただいた。

 「現代においての狂気とは何なのか? そもそも狂気というのは一体何なのか? 狂うのは人間だけです。ということは、狂気というのは1番人間らしいことなのかもしれないわけで…。年間3万人もの自殺者が出る今のこの日本という国で、『阿呆船』はテーマとなりうる作品だと思っています! 劇場には、日常にないものがこんなにもあるんだ、エネルギーが溢れているものなんだと感じてもらいたいです。ぜひ劇場まで足をお運び下さい!」(長野)

  

池の下 第21回公演/寺山修司全作品上演計画幻想劇三部作完結編『阿呆船』

【日程】2011年3月16日(水)〜20日(日)/計6ステージ

【会場】日暮里d−倉庫

【代表・演出】長野和文

【出演】鬼頭理沙、野口和彦(青蛾館)、稲川実加、深沢幸弘(鬼面組)、中村雄介(鬼面組)、芹澤あい、井口香(テラ・アーツ・ファクトリー)、大●(=十の下にくさかんむり、その下に木)笑生(エムズプロモーション)、植村てつみ、須山剛、岩倉金太郎、中山茉莉(劇団ING進行形)、伊藤全記(劇団ING進行形)、近原正芳(劇団ING進行形)、吉田朋玄(劇団ING進行形)、遠藤貴博(劇団ING進行形)、高田晃宏、松永健資

【公演概要】……あらゆる狂気のカーニバル。はじまりは裁判の狂気。黒子に操られ裁判長、検事、弁護人、被告人が現れる。彼らは「時の囚人」。区切られた時間でそれぞれの役が入れ替わる。裁く者が次の瞬間には裁かれる者になる。突如場面は暗黒の中世へ。狂人たちを乗せた阿呆船が、今まさに出航しようとしている。歌い出したら止まらなくなったオペラ歌手。言うことをきかない肉体を必死に運ぶ文法学者。人間犬、金槌偏執狂、その他大勢の狂人たちを乗せた船は、果たしてどこへたどり着くのか……狂気をテーマに、人間の不条理を祝祭的に謳い上げた寺山修司の幻想音楽劇。

【サイト】http://www.ikenoshita.com

■取材先劇団募集

『ピンスポ』は取材先劇団・ユニットを大募集中です。詳細は本コーナーをプロデュースするコンテンツプロダクション・株式会社ルートデザイン公式サイトまで! http://contents-pro.com

■チケットプレゼント

池の下第21回公演/寺山修司全作品上演計画幻想劇三部作完結編『阿呆船』の、3月16日(水)〜20日(日)[19日(土)は1日2公演]に上演される6公演全てに各2組4名様の計12組24名様をご招待致します! お申込は演劇ライフ(http://engekilife.com/)のプレゼントコーナーより。 

【関連記事】
全国の社寺を“劇場化”演出家・俳優 流山児祥
浜松市舞台の「苺ましまろ」描いた“萌えタク”3台運行開始 静岡
上原多香子、主演ミュージカル公開けいこ
【ART CAFE】伝統の舞台 復活へ足音
「競わない生き方」のススメ 戦うことが勝者の法則ではない
Posted at 11:45 in Popularity | WriteBacks (0) | Edit
WriteBacks
TrackBack ping me at
Post a comment

writeback message: Ready to post a comment.